犯罪都市を取り締まれ!悪人が暗躍するとしで治安を守れ!

舞台は犯罪都市!でも、やることは警察官として交通違反の切符切り…。
アウトローばかりの犯罪都市で警察業務をこなすドット絵アクションアドベンチャー
「Beat Cop(ビートコップ)」は、アウトローが集うストリートで、警察業務をこなしていくドット絵アクションアドベンチャー。個人的にアーケードゲームが好きなのでこの手のタイプのゲームをついオススメしたくなる。懐かしさを感じさせる作りがたまらなくいいのだ!
警察業務なので、事件捜査ではなく、交通違反の切符切りといった活動がメイン。
でも背後には、上院議員宅のダイヤ盗難に絡む大きな陰謀がうごめいている。
裏社会を描いたダークなストーリーと、炸裂しまくる下品なジョークがノワール好きの心にはビンビンきちゃう!
ストリートを東へ西へ!動き回ってノルマをこなそう

主人公は上院議員宅で不審者を射殺した折、ダイヤ盗難事件に巻き込まれてしまう。
主人公は、上院議員邸で発生したダイヤ盗難事件に関与しているという濡れ衣を着せられ、警官へと降格された元刑事・ジャック・ケリー。
当然、最終目的は濡れ衣を晴らすこと…なんだけど、提示される当面の目的は駐禁だとかタイヤ整備不良だとかいった交通違反の切符のノルマ。
車を調べて切符を切るだけなので、一見カンタンそうに見えるが、時間がリアルタイムで経過する上、泥棒事件が起きたり市民から依頼を受けたりと割込みが発生するので、実は結構忙しい!
アイテム課金なしの有料アプリ!じっくり作品世界に浸ろう

毎日のミッションをこなす度、徐々に進んでいくストーリー。遊び応えバッチリ。
本作はiOS版が有料売り切りアプリ。Android版は冒頭が無料、最後まで遊びたい場合は課金というスタイル。
課金アイテムやガチャなどは存在しない。
細かくアニメーションするドット絵や、イカしたセリフ回しなど、じっくり楽しみたいと思える作品なので、有料という形式はピッタリだと感じた。
「Beat Cop」の魅力は容赦のないアウトロー世界のリアル

マフィアもギャングも警察も、もちろん市民も全員口が汚い。でもそれがイイ!
プレイを開始してセリフが出てきたかと思えば罵声、皮肉、下ネタ、差別用語のオンパレード!
眉をひそめる人もいるかもしれないけど、これぞ本作の魅力。今の自主規制時代には、珍しい攻めた作りになっている。個人的には、周りの風潮に流されないこういう作品を応援していきたい。
ドット絵でかわいらしく見えるかもしれないけど、本作は容赦のないアウトロー世界をリアルに描いたガチのクライム作品なのだ。
登場するのは悪人かクズ!ケリーも善人じゃあない

金と引き換えに犯罪や違反を見逃すこともできる。給料だけでは養育費は払えない…。
本作の舞台となるストリートは、イタリアンマフィアと黒人ギャングが巣食い、盗みはもちろん、ドラッグ売買や殺人も日常的に行わている。
一方、取り締まる警官たちも汚職は当たり前。パワハラ?女性差別?黒人差別?ナニソレ美味しいの?といったゴロツキばかり。
主人公だって例外じゃない。
プレイヤー次第な面はあるものの、何せ養育費をせびられているので、違反切符をもみ消すとかいった小さな汚職を行わないと、生きていくのは難しい…!
人の命は軽い!地獄でどう生きる?

チュートリアル終了時のショッキングな出来事。口は悪いけど悪人ではなかったのに…。
ちなみに、人の命も軽い。
1日目ラストではチュートリアル役の警官がサクッとブッ殺されるし、それ以外にも殺人事件が次々起こる、でも市民は無関心。
本作のパブリッシャー11bitstudiosが以前リリースした「This War of Mine」で描かれていたテーマが、戦争という地獄でどう生きるか。
本作も、犯罪都市という地獄でどう生きるかという点でテーマ的に近いものを感じた。
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ゲームの流れ
ゲームを開始すると、80年代アメリカを連想させるテレビCMがドット絵で再現される。このユーモアが面白い。ビリーズブートキャンプを連想させるといえば、今の若い世代にも納得していただけるだろうか?
ちなみにここで1タップでもすると、オープニングのストーリーが全部すっとんじゃうので気をつけよう。
1日のはじまりは警察署でのブリーフィングから。1日のノルマを確認しよう。
下ネタ、罵声、差別用語が飛び出しまくるけど、上手にユーモアでまとめているので不快感は少ないハズ。
主人公はタップした場所へ移動できる。車をタップすると、メニューが表示されるので、パーキングメーターやタイヤを確認し、違反しているようだったら切符を切ろう。
切符の切り方は、違反内容をタップして、サイン欄をタップするだけ。
切符を切ったら違反車両にはストリートからご退場願おう
無線アイコンをタップして、レッカーを要請。バイバイ、違反車両!
交通違反の取り締まりをしていると、時折、無線で依頼が入る。これは、逃走中の泥棒を掴まえろとの依頼。
ダッシュで泥棒を追いかけ、追いついたら手錠アイコンをタップしよう。容疑者確保!
「Beat Cop」の攻略のコツは全力のダッシュ移動

1日の終わりに、ノルマや依頼の達成度が評価される。基本は全部こなすこと。
本作の攻略にあたって一番のポイントになるのが、時間。
「駐禁切符5枚なんて余裕♪」なんて思っていると、マジで時間が足りなくなる。
まずは建物の配置をしっかり覚えた上で、全力ダッシュ移動を心がけよう。
マップは一本道!建物の名前を意識して覚えよう

最初は建物名と番地がに表示されるけど、ゲームが進むと建物名のみというケースも。
本作のマップは横一本道。
しかも、建物には番号が振られているので、結構覚えやすい。
ただ、油断は禁物!
番号じゃなく建物名で移動先を示されることがあり、建物の名前を覚えていないと、かなりのタイムロスをすることに。慣れてくると建物名も覚えていきながらプレイできるようになってくるので最初は、失敗も加味して進んでいくといい。
時間に余裕を持たせよう!常に全力ダッシュ

交通違反の車探しが地味に時間を奪う。常に全力ダッシュで時間を節約しよう。
当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど、なんぼ犯罪都市とはいえ、すべての車が交通違反をしているわけじゃない。
なので、交通違反を求めて車から車へ移動することになるのだけど、これが地味に時間を食う。
そこで、泥棒を現行犯逮捕する時だけじゃなく、常にダッシュで移動しよう。
交通違反切符のノルマが達成できそうな状況でも、いつ何時割込みで依頼が発生するかもしれない。時間は節約するに越したことがないぞ。
常にダッシュを使うのに慣れてきたら、依頼のラッシュがきた時もそれなりに対応できるようになってくるので、どんどん使っていこう!
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